海外旅行【ベルギー】　 現地国名 英文表記 Belgium ●ベルギー　　→　ベルギーの基本データ 　ベルギーで有名な都市はブリュッセルとアントワープでしょう。 　デュッセルドルフからパリに車で行く時に、いつもリエージェから入って、ベルギーを抜けて行きますが、遊びに行ったのはブリュッセルとオーステンドです。 　ベルギーは北を北海に面し、西にフランス、東にオランダとドイツ、南はルクセンブルグに囲まれています。 　しかし、フランスにはアミエンを抜けてパリへ、ドイツのケルン、デュッセルドルフ、エッセンを抜けてドルトムントやハノーバー、北はオランダのロッテルダムへと非常に近く、 その中間に位置していることから、陸の交通の要所になっています。 　母国語は地域で２大勢力があり、北はオランダ語の分派である「フラマン語」、南はフランス語の分派である「ワロン語」が使われていますが、ドイツ語も結構使われています。 　ドイツに居住していた私たちは、ベルギーでも言葉で困ることはありませんでした。 　ブリュッセルからさらに北西に「ヨーロッパ5号線」という高速道路を走るとOostendeという街に行き当たります。ここは避暑地として夏はにぎやかになります。 　ここのホテルはおもしろく、２部屋続きで小さなキッチンもあるのです。部屋に入ると、まず驚かされるのはベットが無いんです。 　実は、壁の中に埋め込みになっていて、壁の上のほうの取っ手を引っ張ると壁が倒れてベットになるものや、壁の下方１／４くらいが引き出しになっていて、それがベットだったりするんです。 　なぜ、そんな風になっているかというと、長期滞在型になっているんです。 　ですから、昼間はベットも片付けて、部屋を広々と使い、夜はベットを出すんです。 　朝は早起きして港を少し入ったところを歩けば、川沿いに屋台の朝市がたくさん見られます。 　ここで「カレイの干物」を買っておやつ代わりに食べながらブラブラ見て歩きましたが、これがとても良い味をしているのです。帰国してからも探しましたが、 日本にはありませんでした。今思い出しても懐かしい味です。 　ブリュッセル市内で有名なのは「小便小僧」です。日本でも良く見かける、その実物があります。 　街の中心の広場を裏に回ると、細い道の四つ角にあるのですが、想像以上に小さく、知らない人は見つけられないかも知れません。 　世界中から着物が送られていて、日本の「金太郎さん」や「和服」もあるそうです。 　また、この広場から抜ける直前にローマの「真実の口」のようなものもあるので、皆が手を入れて行きます。